【2022.1207 消しゴムはんこ 作りましょ】
◎12月10日(土)体験教室「縄文のカタチを彫る! 〜消しゴムはんこ〜」10:00~12:00
(電話受付12/1~9 費用500円) 12月のお知らせ
け、消しゴムはんこだって!!!
これが彫った消しゴムはんこです。
これを押すと・・・・
こうなります。3つ目のは「チーズまん」です。
こちろん今回は縄文にフォーカスしますので、こういうのは彫りませんが、年賀状や冬休みの制作物にいかがでしょうか!
百年記念館ロビーに展示の、消防ポンプ(そくとう【喞筒】とはポンプのこと。 自走しないので消防車ではない)の説明板には「大正消防団が昭和4年に400円で譲り受け、800円をかけてエンジンを載せた」と書いてあります。このエンジンはポンプ用のエンジンであり、やはり自走はしません。
さて、この金額は今の価格にするといくらかとの質問が時々あります。
このような質問は全国的に非常に多いようです。(例)
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000156795
「レファレンス共同データベース」より。
上記リンクでは、「企業物価指数」から計算した例をもとに、何を基準とするかで値は大きく異なり、
日銀のサイト https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/history/j12.htm/ では、消費者物価指数で比べると、企業物価指数の倍の値になってしまうことを示しています。
上記リンクの数値を用いて計算すると、消防団の消防ポンプは当初25万円〜50万円となり、さらに50万円から100万円かけてエンジンポンプに改造したことになります。合計75〜150万円ということになります。
では現代のポンプ価格はいかがでしょう。
上のような質問をする方の多くが、「現在の消防ポンプの価格」をご存知ありません(ブログ管理人も分かりません)。意外とこういうところにこの質問の「わかりづらさ」が潜んでいるように思えます。まあ、それはともかく調べてみましょう。
ほとんどのものは価格はネット上に表示されてはいませんが、数少ない例としては以下のものがありました。
https://www.hoshino-z.com/item/防犯その他資材関連/ポンプ・水槽/消防ポンプ
このページでは50万円と100万円の機種が紹介されていますが、これに加え可搬(運搬)できる台車が必要です。自治体の落札価格を見ると台車合わせて86万円という記述がありました。性能的にも同じかどうかはわかりませんし、もっと高そうな機種もたくさんありました。
また、消防団の消防ポンプが35馬力という記載の正確性(現代機種より随分大きい)の問題にも気をつけなければいけません。現代のものは100万円の機種で7.3kw=9.8馬力です。
いろいろ不明な部分はありますが、いくつかの例から見て、台車付きで100万円前後の例があることがわかりました。このため、消防団の消防ポンプの価格は、現代の台車付き消防ポンプとだいたい同じ100万円前後であると言えそうです。ただし今と昔の性能の比較が困難(例えば水の噴射能力)で、本来は同性能のものを比べるべきでしょう。
参考にメーカーのリンクを貼っておきます。
株式会社シバウラ防災製作所
https://www.shibaura-bousai.co.jp
トーハツ株式会社
https://www.tohatsu.co.jp/
今回発見したのですが、消防団の消防ポンプを作った会社は現存しています。
モリタホールディングス(明治40年創業)です。
https://www.morita119.com/company/history.html
【2022.1026 「山階鳥類研究所」のサンプリングに協力しました】
「山階鳥類研究所」 でオジロワシやオオワシの昔の剥製から得たサンプルを用い、食性の比較研究をしています。「安定同位体」を比較することで、現在の環境との違いが成分に現れるとのことです。
【2022.1013 「縁結び大学」の取材を受けました】
縁結び大学 ⇦バナーがうまく機能しない場合はこちらをクリックしてください。
文字通りさまざまなデートスポットを紹介しているのですが、特徴は多くの文化施設が含まれているところです。北海道ですと札幌市資料館、モヨロ貝塚、二風谷アイヌ文化博物館などが紹介されています。
この度は当館の大和田学芸員が十勝の歴史を中心にご案内しました。百年記念館の常設展示室では、実際にデートコースの一環に含めている方も見かけます。デートで見た風景、これから見る風景に含まれる時間の流れを感じ取れるようになるかもしれません。ぜひこれから掲載される記事を読んでみてください。
【2022.1012 ロビー展開催中】
アイヌ文化パネル展 恒例の小さな展示です。
【2022.0903 玄関に鳥が衝突しました】
アオジですね。十勝平野では最もよくみる鳥類の一種で、夏鳥です。ぶつかった時つぶっていた目がしばらく経つと開きました。きっと無事に放鳥できると思います。
お昼前に無事に放鳥できました!(動画が見られます)
【2022.0902 資料の燻蒸(くんじょう)が始まります】
新規の資料はカビや害虫などがいる可能性が高いので、年一度必ず燻蒸を行います。その間燻蒸を行っている場所は衛生基準を守り、立ち入り禁止となります。
【前期陶芸講座修了作品展を開催中】
1階2号室で開催中です!じっくりご覧ください。