「博物館のお仕事」

【2025.2.1(土) 氷まつり】

今年もおびひろ氷まつりが始まりました!!
現在「郷土美術展」「動画で旅する十勝の歴史」を開催しています。
百年記念館で一休みはいかがですか?!

先日リウカも”氷まつりバージョン”へシフトチェンジしました!

カーペットを敷いて、机の配置を変更します。

完成です…!!
氷まつり期間中は、アイヌ文化関連のさまざまなビデオを途切れず上映します。

緑ヶ丘公園スタンプラリー、今年も実施しています!!
スタンプは2階特別展示室にて設置していますよ〜。


 

【2025.1月24日(金)今年1回目の除雪】

先日、帯広にもやっと雪が降りました。札幌管区気象台によると、帯広市の積雪が1月下旬に0cmとなったのは1974年以来51年振りとのことです…!
雪が降った日は、朝一番に雪かきをします。

皆さん慣れた手つきで除雪が進みます。

ですがまとまった雪が降ったのもこの日だけでした…。
雪は少なく暖かい日も続き、駐車場や玄関先が凍ってしまっています。
百年記念館にお越しの際は、足元に十分お気をつけください。


【2025.1月8日(水)今年は巳年】

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします!
2025年は巳年!ということで、常設展示室で展示している「シマヘビ」について紹介します。

シマヘビは北海道全土に分布しており、体色は黄褐色や褐色の他に4本の黒線が縦に走ります。これがシマヘビの名の由来です。
しかし北海道では変異個体が多く、縦縞の薄いものや、頚部にだけ縦縞が残るもの、縦縞を全く持たないものなどがいます。

そのため北海道では「シマヘビには縞がある」とは言いにくく、常に例外を意識した方がよいですね。

確実に同定するには体鱗列数(たいりんれつすう:ヘビの体の真ん中部分の鱗から1周分の鱗の数)などを確認する必要があります。シマヘビは19列です。

 

生息環境は、森林、草原、渓流沿い、水田などの広く分布します。地熱の高い場所や、餌となるカエルが多い水場では高密度で見られます。

ぜひ百年記念館で本物を見て観察してみてくださいね!

[徳田 龍弘, 改訂版 北海道爬虫類・両生類ハンディ図鑑, 北海道新聞社, 2015, p22-27]