「博物館のお仕事」

【2024.8月1日〜10日 博物館実習を行いました】

学芸員資格の取得を目指す博物館実習生の受け入れを行いました。
学芸員の資格を取得する方法の1つに、大学で文部科学省令の定める博物館に関する科目の単位を修得する方法があり、その定められた科目の中に「博物館実習」を規定時間以上行うことが含まれています。

 

百年記念館には、歴史・生物・考古・美術など様々な分野の学芸員がいますので、それぞれの担当から学芸員としてのお仕事について学びました。
実習生の皆さんお疲れ様でした!


【2024.7月12日(金) 資料整理を行います】

十勝在住の方より、新たな資料の受け入れがありました。
絵紙(えがみ)というもので、寄贈者のご主人の祖父母(明治生まれ)が雛人形と一緒にずらりと飾っていたもので、寄贈者の方も毎年少しだけど飾っていたとのことでした。
調べてみると絵紙は新潟県小千谷市独特の風習で、絵紙・浮世絵のことを指します。居住を十勝に移しても代々受け継がれているとは大変興味深いです。

目録を作成後、1点ずつ写真を撮る作業を行いました。横に収蔵番号を付け、番号も写るように撮ります。
この後、写真を資料台帳に貼ったり、写真データとしてキーワードを細かく入力して、今後資料が使いやすくなるように保存します。

 


【2024.6月15日(土)  博物館講座「とかちで学ぶブタのはなし」を開催しました】

帯広畜産大学 准教授、村西 由紀先生をお招きして、ブタの家畜化の歴史や動物学的特徴などについて、お話いただきました。

「家畜化する」と動物はどのように変化するのか、ブタの家畜化の元であるイノシシとの比較を交えながら、分かりやすく解説をしていただきました。

ブタは多くのお肉を得るために改良を重ねたことで胴が長くなり、イノシシよりも骨の数(胸椎)が増えたとは驚きです。

また帯広のB級グルメ代表として豚丼が存在するなど、十勝では家庭料理に欠かせない豚肉ですが、地域によりカレーや肉じゃがなどに利用されるお肉の種類が異なるのも面白い話題でした。

村西先生、興味深いお話をありがとうございました。

 


【2024.4月26日(金)十勝監獄遺構ペンキ塗り

春の良い天気の中、博物館ボランティアにも協力いただき、十勝監獄の遺構があることを示すペンキ塗りの作業を行いました。

GWに向けて、緑ヶ丘公園の歴史を紹介するPRの一つになれば良いなと思います。

 


【2024.4月25日(木)ミミズを採ります】

エゾサンショウウオのエサとなるミミズを採集。

美味しそうなミミズが取れました!

飼い主(3月で退職した学芸員)が自宅に持ち帰るまでの、あともう少しの期間、リウカで飼育しています。

 

  


【2024.4月20日(土)企画展「使える!百年記念館」始まりました。】

百年記念館で貸出をしている資料を紹介しています。

展示作業をして、こんなに貸出資料があったとはとビックリしました。

5月6日(月・祝)まで開催しています。