【2022.1223 除雪除雪また除雪】
十勝に降るような軽い雪ではなく、日本海側によく降るような重たい雪でした。でもきれいに開けましたので、雪をこがずにお越しいただけます。足元に気をつけてどうぞ!
【2022.1221 移動展、次は幕別】
「アイヌ文化パネル展」浦幌、上士幌、士幌と移動して、年明け4日からは幕別町百年記念ホールです!
【2022.1208 再び告知 消しゴムはんこ】
◎12月10日(土)体験教室「縄文のカタチを彫る! 〜消しゴムはんこ〜」10:00~12:00
(電話受付12/1~9 費用500円) 12月のお知らせ
過去に行った消しゴムはんこのモデルと印影です!
モデルは大正8遺跡の土偶です。
12月のお知らせをご覧になってご応募願います!
【2022.1207 消しゴムはんこ 作りましょ】
◎12月10日(土)体験教室「縄文のカタチを彫る! 〜消しゴムはんこ〜」10:00~12:00
(電話受付12/1~9 費用500円) 12月のお知らせ
け、消しゴムはんこだって!!!
これが彫った消しゴムはんこです。
これを押すと・・・・
こうなります。3つ目のは「チーズまん」です。
こちろん今回は縄文にフォーカスしますので、こういうのは彫りませんが、年賀状や冬休みの制作物にいかがでしょうか!
百年記念館ロビーに展示の、消防ポンプ(そくとう【喞筒】とはポンプのこと。 自走しないので消防車ではない)の説明板には「大正消防団が昭和4年に400円で譲り受け、800円をかけてエンジンを載せた」と書いてあります。このエンジンはポンプ用のエンジンであり、やはり自走はしません。
さて、この金額は今の価格にするといくらかとの質問が時々あります。
このような質問は全国的に非常に多いようです。(例)
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000156795
「レファレンス共同データベース」より。
上記リンクでは、「企業物価指数」から計算した例をもとに、何を基準とするかで値は大きく異なり、
日銀のサイト https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/history/j12.htm/ では、消費者物価指数で比べると、企業物価指数の倍の値になってしまうことを示しています。
上記リンクの数値を用いて計算すると、消防団の消防ポンプは当初25万円〜50万円となり、さらに50万円から100万円かけてエンジンポンプに改造したことになります。合計75〜150万円ということになります。
では現代のポンプ価格はいかがでしょう。
上のような質問をする方の多くが、「現在の消防ポンプの価格」をご存知ありません(ブログ管理人も分かりません)。意外とこういうところにこの質問の「わかりづらさ」が潜んでいるように思えます。まあ、それはともかく調べてみましょう。
ほとんどのものは価格はネット上に表示されてはいませんが、数少ない例としては以下のものがありました。
https://www.hoshino-z.com/item/防犯その他資材関連/ポンプ・水槽/消防ポンプ
このページでは50万円と100万円の機種が紹介されていますが、これに加え可搬(運搬)できる台車が必要です。自治体の落札価格を見ると台車合わせて86万円という記述がありました。性能的にも同じかどうかはわかりませんし、もっと高そうな機種もたくさんありました。
また、消防団の消防ポンプが35馬力という記載の正確性(現代機種より随分大きい)の問題にも気をつけなければいけません。現代のものは100万円の機種で7.3kw=9.8馬力です。
いろいろ不明な部分はありますが、いくつかの例から見て、台車付きで100万円前後の例があることがわかりました。このため、消防団の消防ポンプの価格は、現代の台車付き消防ポンプとだいたい同じ100万円前後であると言えそうです。ただし今と昔の性能の比較が困難(例えば水の噴射能力)で、本来は同性能のものを比べるべきでしょう。
参考にメーカーのリンクを貼っておきます。
株式会社シバウラ防災製作所
https://www.shibaura-bousai.co.jp
トーハツ株式会社
https://www.tohatsu.co.jp/
今回発見したのですが、消防団の消防ポンプを作った会社は現存しています。
モリタホールディングス(明治40年創業)です。
https://www.morita119.com/company/history.html