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十勝のアイヌ文化

「アイヌ語」の地域

アイヌの人たちは、アイヌ語という言葉を話してきましたが、今では話すことができる人は少なくなってしまいました。
しかし、身のまわりにはアイヌ語が数多く存在しています。
たとえば、「帯広」や「芽室」という地名は、もともとアイヌ語に漢字を当てはめたものです。また、根室などで見られる「ラッコ」やサンタクロースのソリをひく「トナカイ」(アイヌ語でトゥナカイまたはトゥナㇵカイ)、お菓子などに使われる「ハスカップ」(アイヌ語でハㇱカㇷ゚)という名前もアイヌ語が由来です。

北海道の文化の流れ
北海道の文化の流れ
かつてアイヌ語を話していた人びとが住んでいた場所
かつてアイヌ語を話していた人びとが住んでいた場所
「アイヌ文化の基礎知識」より
ハスカップ
ハスカップ