Obihiro Centennial City Museum

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アイヌ民族と開拓者

開拓団体の日記:雇われた和人とアイヌが共に労働したと記される(明治22年11月)

アイヌ民族は川船での荷物運搬(うんぱん)や家屋の建設(けんせつ)など開拓者(かいたくしゃ)にさまざまな協力を行った。開拓団体(かいたくだんたい)晩成社(ばんせいしゃ)」の幹部(かんぶ)とは物々交換(こうかん)をしたりお酒を飲んだりするなど日常的(にちじょうてき)に付き合った。晩成社(ばんせいしゃ)はアイヌ民族と協力しながら開拓(かいたく)を進めようと考えたが、開拓(かいたく)進展(しんてん)はアイヌ民族が伝統的(でんとうてき)生活を失う大きな要因(よういん)の一つとなっていった。