シンタ(ゆりかご) 子どもが生まれると、ある程度(ていど)成長してから、その子の特徴(とくちょう)に合わせて名前をつけた。13歳(さい)前後になると、男子は儀式(ぎしき)への参加、狩(か)りや漁の手伝いなどができるようになり、女子は守り紐(ひも)をつけ、入れ墨(ずみ)をするなど大人になる準備(じゅんび)がはじまった。17歳(さい)前後になると一人前の大人としてみとめられ、結婚(けっこん)が許(ゆる)されるようになった。人間がその一生を終えると、死装束(しにしょうぞく)を着せて埋葬(まいそう)し、墓標(ぼひょう)を立てた。そのとき、魂(たましい)があの世へ行ってもこの世と同じように生活できるよう、生活用具を一緒(いっしょ)に葬(ほうむ)った。
子どもが生まれると、ある程度 成長してから、その子の特徴 に合わせて名前をつけた。13歳 前後になると、男子は儀式 への参加、狩 りや漁の手伝いなどができるようになり、女子は守り紐 をつけ、入れ墨 をするなど大人になる準備 がはじまった。17歳 前後になると一人前の大人としてみとめられ、結婚 が許 されるようになった。人間がその一生を終えると、死装束 を着せて埋葬 し、墓標 を立てた。そのとき、魂 があの世へ行ってもこの世と同じように生活できるよう、生活用具を一緒 に葬 った。