祭壇で神に祈りを捧げる アイヌ民族は、あらゆるものに魂(たましい)が宿っていると考え、動植物をはじめ、火や雷(かみなり)などの自然現象(げんしょう)、災害(さいがい)や病気など、人間のくらしに強く影響(えいきょう)するものを敬(うやま)ってカムイ(神)とよぶ。人間が自然のめぐみを生活の糧(かて)としてえられるのも、災害(さいがい)にあうのもすべてカムイとの関係によるものと考え、毎日無事にくらせることに感謝(かんしゃ)してカムイに祈(いの)りをささげる。
アイヌ民族は、あらゆるものに魂 が宿っていると考え、動植物をはじめ、火や雷 などの自然現象 、災害 や病気など、人間のくらしに強く影響 するものを敬 ってカムイ(神)とよぶ。人間が自然のめぐみを生活の糧 としてえられるのも、災害 にあうのもすべてカムイとの関係によるものと考え、毎日無事にくらせることに感謝 してカムイに祈 りをささげる。