チセの内部 チセの外観 住居(じゅうきょ)はチセ(cise)とよばれ、十勝では大きなもので幅(はば)6m、奥行(おくゆき)9mほどだったといわれる。骨(ほね)組みにはハシドイやヤチダモ、かべや屋根の材料には主にヨシが用いられた。素材(そざい)の断熱効果(だんねつこうか)であたたかいといわれる。内部は四角形の一間で、中央に炉(ろ)が切られた。窓(まど)は入口から見て正面に1ヵ所と側面に1〜2ヵ所あけられたが、正面の窓(まど)はカムイ(kamuy:神)が出入りするため大切にされた。