チェㇷ゚オハウ(サケの汁物) チタタㇷ゚ チポㇿサヨ(イクラ入りおかゆ) ムニニモシト 伝統的(でんとうてき)な料理のうち、もっとも知られているものは、魚や肉、骨(ほね)などと山菜を鍋(なべ)で煮(に)て、油や塩でうすく味つけしたオハウ(ohaw:汁物(しるもの))である。ヒエ、アワ、イナキビなどの穀物(こくもつ)で作ったサヨ(sayo:おかゆ)もあわせて食べられた。ほかに、サケの頭やひれ、白子をきざんで山菜とまぜたチタタㇷ゚(citatap)、冬の間、雪の下にあったイモを春先に採集(さいしゅう)し、団子(だんご)にして焼いたムニニモシト(muninimosito)などの料理が伝わっている。