イレクテㇷ゚ クヨイ(油入れ) スンチ(腱) ユㇰ(エゾシカ雄) ユㇰ(エゾシカ雌) 鹿笛。オトゥイパプエ(otuypapue)とも言う。本体にはったシカのぼうこうが振動(しんどう)して音が出る。シカの鳴き声ににせた音でシカをおびきよせたり、音を聞いて動きを止めたりするところをねらってとると言われる。シカは肉を食用に、毛皮を衣類や交易品(こうえきひん)に、角や骨(ほね)を小刀の鞘(さや)や矢の部品に、ぼうこうを油入れ(クヨイ:kuyoy)に、腱(けん)(スンチ:sunci)を糸に利用した。
鹿笛。オトゥイパプエ(otuypapue)とも言う。本体にはったシカのぼうこうが振動 して音が出る。シカの鳴き声ににせた音でシカをおびきよせたり、音を聞いて動きを止めたりするところをねらってとると言われる。シカは肉を食用に、毛皮を衣類や交易品 に、角や骨 を小刀の鞘 や矢の部品に、ぼうこうを油入れ(クヨイ:kuyoy)に、腱 (スンチ:sunci)を糸に利用した。